絞扼性神経障害(syndrome of entrapment neuropathy)
の鍼治療について
@@主に神経筋絞扼障害について@@
治療院にいらっしゃる患者さんに多い症状に、上肢や下肢あるいは、臀部、股関節部の神経痛様の症状を訴えて来院される方は非常に多くいらっしゃいます。
下肢でしたら、坐骨神経痛や大腿神経痛の症状、上肢でしたら頸肩腕症候群の症状です。上肢の各種神経経路に痛み、痺れ、知覚異常等が現れた状態です。
これらの症状で、整形外科を受診しますと、一般的にX線検査やMRI検査などで
診断される事が普通の様です。
腰椎や頸椎の椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、その他変形性脊椎症などの見た目で
判る器質的な病変が有るかどうか調べるためです。
しかしながら、多くの患者さんが、これらの検査で確認できる見た目で判る
器質的病変が見つからないのが現実です。
この場合、病院では、はっきりした診断が下されないまま、
痛み止めかシップの処方で済まされてしまい困って治療院に
来院される患者さんを多く見かけます。
それらの患者さんはおおむね絞扼性神経障害(syndrome of
entrapment neuropathy)主に神経筋絞扼障害的な要因で発症
した症状だと思われます。
頚や鎖骨部に原因が有って上肢に痛みや痺れが出る症候(胸郭出口症候群)
には、斜角筋症候群、肋鎖症候群、烏口窩症候群、過外転症候群等が有ります。
腰臀部に原因が有って下肢に症状が出るものの代表的なものには梨状筋症候群が
有ります。
その他下肢の坐骨神経や大腿神経に症状がでる絞扼性神経障害には、名前は付いて
いなくても
すなわち、筋肉やその他の柔部組織の緊張や浮腫み等が神経線維を圧迫して、それによりその神経の支配領域に痛みや痺れ、知覚異常などを見る症状です。
スポーツ障害でもハンター管症候群のように、靭帯などが神経を圧迫する事により。痺れや痛みの症状がでる種の症候も有ります。このように色々な症候名が付けられますが、様は種々の柔部組織と神経線維が交差する際に神経線維を圧迫して症状が現れるものは非常に多くあると思います。
そして、一般的に絞扼性神経障害は柔部組織と神経線維が垂直方向に交差する部位が原因すると言われていますが、縦系に並走する部分、例えは深腓骨神経の上部を前脛骨筋が縦走する部位などにも起こりえると思います。実際にランニングなどの疲労で前脛骨筋が酷く張ってしまった場合に足背部にしびれや痛みをみることはよくあります。
この様に神経の走行路上の筋の緊張や硬結が神経線維を圧迫して、その神経の支配領域に痛みや痺れあるいは二次的にその部の筋緊張を引き起こす事は、上肢、下肢のどの部分でもよく見かけますし、体幹でも有りえます。
そしてこのような症候を治療して、著しい効果を得る事ができる手段が鍼治療です。
丁寧に全身を観察して、原因となる部位(トリガーポイント)を見つけ出し、その場でそれを取り去る事が出来るからです。
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